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vol.14 スマートウォッチで健康管理してみませんか?(社内アンケート)

2023.03.31

新年度がスタートする4月1日は、「トレーニングの日」だそうです。からだを動かすには良い季節となり、新たにトレーニングを始める方もおられるのではないでしょうか。ウェアラブルデバイス(手首や腕に着用できる機器)の発達で、個々人で手軽に健康データの収集と確認ができる時代になりました。スマートウォッチを利用した健康管理方法も普及しつつあります。
そこで、今回はスマートウォッチの社内利用状況と使用感などをアンケート調査しました。回答者は28名で保健師・管理栄養士などの専門職が約4割を占め、続いて事務職、営業職と続いています。性別では女性が約7割を占めていました。

 

アンケート結果

❶スマートウォッチの利用状況

当社スタッフのスマートウォッチの利用状況は、28人中8人がスマートウォッチを持っており、利用率は3割弱でした。約1万人を対象にしたインターネット調査では、スマートウォッチの利用者は1割弱という結果だったので、当社は利用率が高いようです。なお、当社のスタッフが利用しているスマートウォッチのメーカーは、Apple4人、次いでガーミン2人、HUAWEIとGoogleが各1人という結果でした。

 

❷スマートウォッチの利用のきっかけや理由

利用のきっかけや理由として、「日付時刻の確認」などの時計としての機能以外に、「歩数などの身体活動量の把握」、「使ってみたかった」が最も多く、次いで、「電子マネー機能」、「心拍数・血中酸素濃度などのバイタルデータの測定」という結果でした。
メーカーによって機能が異なる部分はありますが、日常の身体活動量の把握や流行に興味があって購入された様子も窺えます。

 

❸スマートウォッチの装着時間や使用して良かったこと

利用者8人のうち、6人はほぼずっとスマートウォッチを装着しており、2人は外出時のみ装着しているという回答でした。スマートウォッチのデータを用いて健康管理をする場合は、装着している時間も考慮した方が良さそうです。
使用して良かったことについての質問では、「電話・メール・SNSなどの簡易表示」、「健康管理への活用」、「電子マネー機能」、「天気の確認」、「アラーム機能」などの回答が挙げられていました。

 

❹スマートウォッチの利用意向があるスタッフの利用したい理由

スマートウォッチを利用していない20名のうち15名は利用意向があり、利用したい理由では、「歩数などの身体活動量の把握」が最も多く、次いで、「睡眠の質や状態の管理」、「心拍数・血中酸素濃度などのバイタルデータの測定」という結果でした。身体活動量の把握や睡眠管理、バイタルデータのチェックなど、健康管理として活用することに興味があるスタッフが多いようです。

 

 

❺スマートウォッチの利用意向がないスタッフの利用したくない理由

利用意向がない5名の利用したくない理由(複数回答)として、「スマートフォンや歩数計などで事足りるので必要ない」、「スマートウォッチのデザインや機能が好みじゃない(腕時計の方が良い)」、「設定や操作がややこしそうで不安・面倒」という回答が多い結果でした。
また少数意見として、「皮膚などが弱くてかぶれる」、「データなどの個人情報が心配」がありました。スマートウォッチを利用するメリットやファッション性、ITリテラシー(ITに関するものを理解し、活用する力)なども普及課題としてありそうです。

 

健康管理を行うツールが多様化し、また健康管理に用いるデータも、比較的簡便に収集や蓄積できるようになりつつあります。健康管理には、体重や日常の活動量などをセルフモニタリングし、数値の推移を把握して調整することが大切です。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを活用して、日常の活動量を把握するだけでなく、睡眠時間やストレスなどをチェックして普段の生活を見直してみるのも良いですね。
何かを始めるには良いきっかけになる4月1日。とはいえ、ウソをついてもいい日でもあるので、何かを始められる方はウソで終わらぬようにご注意くださいね!

text/管理栄養士 須田 尚美

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